パリピはプリクラを唱えた!
プリクラがわからない。
好きとか嫌いとかじゃなくて、とにかくプリクラという存在を目の前にすると混乱して訳が分からなくなる。名前もドラクエの呪文っぽい。きっとメダパニの仲間。
知らない人のために説明するとプリクラというのはゲームセンターの一角を支配する直方体の物体群で、パリピはその直方体の内部でお金を払って写真を撮る。
写真を撮られることが嫌いな僕にはここからもう理解できない。どうしてお金を払ってまで写真を撮るのだろう。しかもその代金も400円くらいが相場だと言う。ゲームセンターにあるアーケードゲームの1プレイにかかる金額というのはほとんどが100円で、たまに200円のゲームもあるがそれをプレイするのは少し気が退ける、というレベルだ。なのにも関わらずプリクラは400円掛かるとほざきやがる。明らかにおかしい。だって1回写真撮るよりマリカー4回やった方が絶対に楽しいじゃんか。一緒に赤コウラ投げようよ!そんでゴール寸前の友達にぶつけるのすげー気持ち良いから。
そして僕が最もわからないのがプリクラをSNSに上げて可愛さ、もしくはカッコよさをアピールしようとする輩だ。アピールすることに関しては特に異議はない。そんなこと言い出したらこのブログだってある種の自己アピールだ。僕が言いたいのは「プリクラを用いた容姿のアピールって成立してなくない?」ということ。
だってえげつないほど盛るでしょ、プリクラって。最早ネタの領域、悪意さえ感じられる。限度って概念を知らない箱。プリクラ詐欺なんて言葉があるけどアレは嘘。あんなあからさまに盛った写真に騙される奴なんていないから。プリクラを見て「あ、この子可愛いな」って思ってもみんな絶対そこから顔面の引き算始めるでしょ。4桁くらいの数字で。
プリクラが台頭し始めたときこそ詐欺として通用したかもしれないが、プリクラがあるのが当たり前になった昨今、写真に写った顔を鵜呑みにする馬鹿はどこにもいない。居たとしたらそいつはきっと山で狼に育てられてる。
つまりここまでで僕が何を言いたかったかと言うと、マイナスな部分は数あれどプラスの部分が見えてこないプリクラを利用し続ける意味って何ぞや、という話がしたかったのだ。スマホで簡単に写真を撮れて、撮った写真を無料で盛れるアプリさえあるこの時代にパリピたちはどうして決して安くない金額を払ってまで写真を撮るのか不思議でならない。誰か教えて。
さて今まで散々プリクラのことを皮肉ってきたが、勘違いしないでほしいのはこの記事の最初にも書いたように別に僕はプリクラが嫌いな訳ではないということだ。訳がわからないものが道端に落ちてたら恐怖や好奇心から棒で突っつくのと同じだと思ってくれれば幸いだ。そしてプリクラを撮っている人のことを心の中で軽蔑している、なんてことは勿論ない。むしろ尊敬している。
だからパリピの皆さん!仲良くしていきやしょうぜ!(ゴマスリスリスリスリーフィンガー法)