毎日元気モリモリお日記

サブカル女子だいすき!!

小学生Youtuber観察日記

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小学生の将来なりたい職業ランキングの上位にYoutuberが食い込んでいるらしい。あんなギャンブラーじみた職業に、輝かしい未来ある子どもたちが憧れているなんて世も末だ。各国が核兵器の代わりに超巨大なメントスコーラを撃ち合い世界が戦火に包まれる日もそう遠くないだろう。

 

小学生ってのは実に行動力に溢れた、ニホンザルチンパンジーを足して2で割ったような存在で、「将来声優になりたい」とか言って特にこれと言った努力もしない高校生なんかよりよっぽど行動力を兼ね備えている。そんな彼らが憧れのYoutuberたちに触発されてじっとしていられるだろうか。

 

そんなわけがない。

 

彼らの有り余る衝動の行き先、そりゃもう

Youtubeに動画を投稿する」

これしかないっしょ。

 

案の定性格がクソほど捻れてる僕は、暇なときたまに小学生YouTuberたちの動画を見る。数年後きっと黒歴史になっているであろう彼らの動画を見ながら僕はほくそ笑んで頬張ったポテトチップスを流し込む。

 

高度な編集技術や芸人顔負けのトークスキルを持つYoutuberたちがゴロゴロ居る中で、なぜわざわざ彼らのようなクソガキの動画を見るのか。

 

それは彼らの動画に「文脈」がないからだ。

 

 

『今日はこのペットボトルの中にピンポン球を入れたいと思います』

 

〜準備中〜

 

『ということで、積み木の棒を持ってきました!

 

 

!?!?!?

 

 

まだ青二才だった頃の当時の僕はこの突飛すぎる展開に「準備時間の間にパラレルワールドにトリップした??」と錯覚してしまったが、こんなのは日常茶飯事だと後から嫌というほど思い知ることになる。むしろこの荒唐無稽な構成こそが彼らの動画の魅力なのだ。

 

初めて彼らの動画を見たときに、違和感と同時に強い既視感を僕は覚えた。その正体、今ならわかる気がする。

 

そう、

年末年始のネタ見せ番組で大御所芸人がブッ込んでくるよくわからないネタだ。

 

文脈がないということはつまり常識に囚われていないということ。笑いを極めた達人と洗練されていない小学生が同じことをしている。この事実こそが「笑い」の真理なのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

とかなんとかそれらしいこと言ったけど、実際のところただただ無駄な時間が流れるだけなので視聴はオススメしない。